INTERVIEW

杉本 彩華さん

「夢だった仕事」から「未経験の美容業界」へ。安定を捨てて見つけた、自分らしい働き方

元・正社員(楽器関係の仕事に5年半勤務)。残業続きの日々を離れ、美容の世界へ。

今回は、5年半勤めた正社員の職を手放し、美容の世界(メナード)へ飛び込んだ元会社員の「あやかさん」にお話を伺いました。残業続きの日々から、どのようにして現在の生き生きとした働き方に辿り着いたのか、その転機と決断の裏側に迫ります。

憧れの仕事、しかし現実は「1日14時間労働」

——以前のお仕事は、ずっとやりたかったことだったそうですね。

あやかさん: はい。中学校から吹奏楽部に入っていて、ずっと音楽が好きだったので、楽器関係の仕事に就けたことは夢が叶った感覚でした。正社員として5年半働いていました。

——「夢が叶った」仕事を辞めようと思ったきっかけは何だったのでしょうか?

あやかさん: 正直なところ、お給料への不満もありましたが、一番大きかったのは労働環境と将来への不安です。 入社1年目から夜の10時、11時まで残業するのが当たり前で、拘束時間が12時間を超えることもザラでした。ひどい時は14〜15時間職場にいるような日もありました。

——それは過酷ですね……。

あやかさん: そうなんです。転勤や引越しが難しい職種だったこともあり、「将来結婚して子供ができた時に、この職場で働き続けられるだろうか?」という不安が常にありました。

街角での「まさか」の出会いから副業スタート

——転職を考え始めた頃に、今の仕事に出会ったのですか?

あやかさん: ちょうど転職か副業を考えていた時期に、街を歩いていたら今の店長に声をかけられたのがきっかけです。

——街でのスカウトですか! 最初は驚きませんでしたか?

あやかさん: びっくりしました(笑)。でも、ついつい話を聞いて約束をしてしまい、後日サロンへ行きました。そこから、会社員を続けながら副業としてメナードを始めました。

——会社員との両立は大変だったのでは?

あやかさん: 前の会社は副業禁止だったので内緒でした(笑)。時間が全然ない中でしたが、夜の少しの時間や休みの日を使って活動していました。

昇進の話を断り、退職を決意した「ある光景」

——そこから、どうして一本に絞ろうと決断されたのですか?

あやかさん: 副業として続けていくうちに、だんだんお客様が増えてきて時間が足りなくなってきたんです。 ちょうどその頃、会社の方から昇進のお話をいただいたのですが、昇進すればさらに残業が増えて忙しくなることが目に見えていました。

——究極の選択ですね。

あやかさん: その時、会社の職場の上司たちと、メナードの店長たちを見比べたんです。やっぱり店長たちの方がすごくキラキラして見えて、楽しみながら仕事をしているなと感じました。「こっちの人生の方が楽しそうだな」と直感的に思ったんです。

——それが決め手になったんですね。

あやかさん: はい。将来のことを考えた時に、会社で昇進する道よりもこちら一本にしたいという気持ちが勝ちました。それで思い切って退職しました。

不安よりも「楽しそう」を信じて

——安定した正社員を辞めることに不安はありませんでしたか?

あやかさん: もちろん不安はありました。でも、技術や知識を学べる環境が整っていますし、支えてくれる店長や周りの仲間がいます。 実際に始めてみたら、良い環境の中で気づいたら仕事として成り立っていた、という感覚です。

——最後に、現状を変えたいと考えている方へメッセージをお願いします。

あやかさん: 新しいことを始める時は、「できるかな」と心配になると思いますが、あまり心配しすぎずに「楽しそうだな」という気持ちで始めてみたらいいと思います。ぜひ一歩踏み出してほしいですね。

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